xenakis et le japon in tokyo

 

 

 

XENAKIS

PLEIADES

 

UPCOMING

02/2019 KUNITACHI

08/2019 HAMURA

12/2019 AONE

02/2020 KUNITACHI

05/2020 SAGAMIKO

08/2020 KUNITACHI

10/2020 AONE

11/2020 AONE

02/2021 YOKOHAMA

02/2021 TOYOHASHI

04/2021 KUNITACHI

05/2021 SAGAMIKO

06/2021 KUNITACHI

06/2021 TOKYO

09/2021 GREECE 

LIVE STREAMING

PREVIEW

2021年2月9日

かながわアートホール(横浜市)ライブ配信の模様。

出演者

INC. PERCUSSIONISTS

悪原 至・東 廉悟・伊藤すみれ・齋藤綾乃・佐藤直斗・篠崎陽子・高口かれん・谷本麻実・戸崎可梨・富田真以子・中野志保・新野将之・藤本亮平・古屋千尋・細野幸一・眞鍋華子・三神絵里子・横内 奏

音楽監修・加藤訓子

Metaux

Peaux

Claviers

PLEIADES FOR 18

PROGRESS

BACKGROUND

2013年、加藤訓子は、プレイアデスの6パート・四楽章、計24パート全曲をソロオーバーダブでレコーディング、英リンレコーズよりIX – IANNIS XENAKIS としてグローバルリリース。アルバムは、驚きとともに世界各国で高く評価され、米NPRの年間ベストソングに選出、日本レコードアカデミー賞二部門にノミネートされた。加藤訓子が、意図したのは、クセナキスが、残した傑作の忠実な再現であり、本来こういう楽曲であることを周知するため、敢えて困難なソロオーバーダブで演奏と楽器のコンディションを均一化し、各パートの映像をプレーヤーA~F (1~6) に配置しシンクロさせ、楽曲の構造も同時に解き明かした。

 

INC.

2015年、次世代若手演奏家育成を目的としたプログラム「inc. artist incubation」を始動。オープニングよりプレイアデスをパーマネントな課題作品として、「プレイアデス勉強会」を開催。過去3年のインクパーカッションデイズにて勉強会を継続し、延べ20回の勉強会を経て2020年東京でのXenakis et le Japon in Tokyo にて「18人のプレイアデス」をめぐろパーシモンホール大ホールにて発表。

 

TOKYO TOKYO FESTIVAL

2018年、インクパーカッションデイズ2020「Xenakis et le Japon in Tokyo」が、TokyoTokyoFESTIVAL 助成事業へ採択される。2019年2月くにたち市民芸術小ホールでのインクパーカッションデイズ2019インくにたちより「プレイアデス」の本番を想定した勉強会・プラクティスへ進む。同年8月羽村市生涯学習センターゆとろぎにてインク「プレイアデス」セッション1を開催。公開練習と一般参加の各種ワークショップを実施し、市民の主体的な参加を促す。引き続き、12月に相模原市緑区の青根中学校で三日間のセッション2を開催。2020年2月くにたち市民芸術小ホールでのセッション3へと続く。

 

XENAKIS 100

2020年、東京でのXenakis et le Japon と「18人のプレイアデス」発表後、プロジェクトは、世界へ向けて発進。ギリシャの国際音楽祭「OLYMPOLIS ART PROJECT 2021」へ招聘。2021-22年、クセナキス生誕100周年を記念して日本国内、世界各国で「プレイアデス」のライブ版公演予定。

 

XENAKIS

Xenakis et le Japon

Day(s)

:

Hour(s)

:

Minute(s)

:

Second(s)

eighteen | 18

concept

6名のパーカッショニストのために書かれた20世紀の傑作を楽章毎に各6名を配し、総勢18名で奏でる壮大なプレイアデス。

「クセナキスの作品には意図された「カオス」が描かれています。しかしながら、ライブ演奏では、意図しないカオスを聴くことが殆どであり、聴衆もそれがクセナキスの作品の一部であるというような誤った解釈をするケースが多々あります。我々がイメージするプレイアデスは、クセナキスが望んだ、彼の計算されたカオスを含むもので、決してヒューマンエラーによるカオスではありません。彼の確率論的アプローチである「カオス」をも明確に表現することです。」

加藤訓子

2015年にinc. アーティスト・インキュベーションを始動してから、これまで事業数延べ80件、計100以上のイベントを実施し、若手アーティストの演奏機会を増やすことで次世代人材の育成を目指している。2020年の東京オリンピックへ向け、我々芸術家が取り組むべき課題は、芸術的価値と歴史的価値を有し、それらを再検証することで、次世代へ繋げていくことである。inc. を主宰した当初から一つの大きな課題として、常に20世紀の偉大な作曲家ヤニス・クセナキスの存在が念頭にあり、「クセナキスと日本」の関連性を再検証することと、彼の大作である「プレイアデス」を現代の技術レベルでどのように表現できるのかを実証したい。我々演奏家にとってクセナキスは、偉大な作曲家であると同時に彼が世に残した芸術的文化的遺産は、音楽分野に留まらない。

2020年で5年目を迎える「インク」、その中核となるプログラム「18人のプレイアデス」は東京2020年を目指し、約20回の勉強会とセッションを経て実現に向かう計画を遂行中。2019年のinc.percussion daysくにたち、青根でのセッション、2020年の相模湖、くにたちでのセッションを経て、東京公演「xenakis et le japon」へと向かう。大きな本番の機会を作り、一人でも多くの若手にその経験をしてほし、同時に成功へと道筋を立てるべく、刺激と活性剤としてオーストラリアよりトム・オーケリー、マイケル・アスキル、フランスCIX(センター・ヤニス・クセナキス)よりシャロン・カナック等、クセナキスと親交のある主要ゲストを内外より招聘。クセナキス生誕100周年を目前に世界的影響力の高い国際交流と大作の発表を目指す。

UPIC(ユーピック)は、作曲家ヤニス・クセナキスにより1970年代にフランスの電子音響研究施設のひとつCEMAMu(スマミュ、現在の名称はCCMIX)内に作られた電子音響作成専用のコンピュータである。ペンとタブレットを用いて線形を入力すると、縦軸を音高、横軸を時間と見做し、その線形が音響に変化する。線の種類を変えれば音色も変化する。描かれたグラフに対しての回転や反転などの編集機能も充実している。複雑な紋様を描いて自在に作曲に応用できるほか、図形が音響になるという長所を生かして音響学の実験に用いることもできる。1978年時点でこれだけの能力を持つ作曲用コンピュータを開発したという意味で、UPICの果たした役割は大きい。

クセナキス本人はもちろん、多くの作曲家がこのUPICを用いて作曲に生かし、多数の作品を生んだ。日本の作曲家では湯浅譲二、高橋悠治、島津武仁などが挙げられる。またクセナキス本人が「子供の落書きでも作曲できる」と語ったように、多くのフランスの小学生が社会科見学に訪れUPICを体験使用している。

PLEIADES FOR 18

TRAILER

inc. percussionists

players

Itaru Akuhara

Itaru Akuhara

悪原 至

国立音楽大学および同大学院修士課程を首席で卒業/修了。ヤニス・クセナキスに関する論文を執筆し同大学大学院より博士号を授与。2017年CD「悪原至×打楽器」リリース。2021年オペラシティBtoC出演。第23回日本クラシック音楽コンクール第一位、第16回KOBE国際音楽コンクール最優秀賞。フォニックス・レフレクション、Vivid Brass Tokyoメンバー。CANOPUSエンドーサー inc.percussion days 2020 Kunitachi inc.recital XXVへ出演。

Rengo Azuma

Rengo Azuma

東 廉悟

東京都青梅市出身。尚美ミュージックカレッジ専門学校、洗足学園音楽大学卒業。第24回KOBE国際音楽コンクール奨励賞。日本打楽器協会新人演奏会最優秀賞。小澤征爾音楽塾に参加。洗足学園音楽大学大学院在籍。inc.XXVIX サイスタジオ「小さな音楽会」vol.3 NINE SOLOへ出演。

Sumire Ito

Sumire Ito

伊藤すみれ

東京都日野市出身。国立音楽大学附属高校、国立音楽大学を首席で卒業。第18回JILA音楽コンクール、マリンバ部門第1位、現代音楽特別賞を受賞。コンサート活動の傍ら、全国の小中学校、幼稚園での公演、音楽指導、世界の民族楽器や玩具を取り入れたコンサートを行う。フォニックスレフレクション、打ax、ぽろんたんメンバー。

Ayano Saito

Ayano Saito

齋藤綾乃

東京都出身。桐朋学園大学音楽学部打楽器専攻卒業。桐朋オーケストラアカデミー研修過程修了。2016年INC.+サイスタジオ共催 ドラマリーディングと打楽器によるデヴィッド・オーバーン作「プルーフ-証明-」へ出演。2018年ラヴェル作「組曲マ・メール・ロワ」、2019年プロコフィエフ作「ピーターと狼」の打楽器とナレーションにて出演。 2014年より千葉交響楽団打楽器奏者。

Naoto Sato

Naoto Sato

佐藤直斗

埼玉県出身。洗足学園音楽大学を首席で卒業。トーマス・レヒナー、中村功各氏のマスタークラスを受講。ジュネーヴ国際コンクール、クロアチア国際コンクールへ参加。小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVⅡ、フォニックスレフレクションへ出演。2021年よりソロリサイタルを開催。inc.XXX サイスタジオ「小さな音楽会」vol.3 NINE SOLOへ出演。

Yoko Shinozaki

Yoko Shinozaki

篠崎陽子

桐朋学園大学音楽学部打楽器科卒業。第17回日本クラシック音楽コンクール全国大会入賞。第12回長江杯国際音楽コンクール第2位。第14回JILA音楽コンクールマリンバ部門第1位。第44回TIAAクラシック音楽コンサート特別賞受賞。コンサート活動を中心に、テレビ番組映画音楽のレコーディング、「飛鳥Ⅱ」で演奏等、幅広い分野で活動中。2014年ソロアルバム「Nozomi・明日への希望」リリース。 inc.percussion days 2016, 2018 Sagamiko inc.recital IIIへ出演。

Karen Takaguchi

Karen Takaguchi

高口かれん

広島県出身。国立音楽大学、ベルギー王立アントワープ音楽院大学院を首席修了。ベルギーNew Tenuto Competition 第1位。 2020年ソロアルバム「Feel the Sunlight」をfontecよりリリース、レコード芸術準特選盤、音楽現代推薦盤に選出。 フォニックス・レフレクション、サックス&マリンバデュオ・プランタン、マリンバ連弾ふわりメンバー。桜美林大学、長野県小諸高校音楽科非常勤講師 inc.percussion days 2021 Sagamiko inc.recital XXXI出演。

Asami Tanimoto

Asami Tanimoto

谷本麻実

東京都出身。幼少期をパリで過ごす。現代音楽、クラシック、ミュージカル、ポップス、ジャズ、即興、自作も含め、クロスオーバーなジャンルで活動するパーカッショニスト。常にテーマとメッセージ性を持ったコンサートを企画・開催している。New York Jazz Academy・Summer Jazz Intensive へ参加。ロンドンへ短期留学。 2018年第88回読売新人演奏会へ出演。

Karin Tozaki

Karin Tozaki

戸崎可梨

神奈川県出身。5歳よりピアノ、12歳より打楽器を始める。洗足学園音楽大学打楽器コース、同大学院音楽研究科修士課程を首席修了。フリーランス打楽器奏者として室内楽・オーケストラなど幅広い活動を行う中、音楽教育にも力を入れている。どやどや楽団メンバー。 inc.percussion days 2019 Kunitachi inc recital XIX、サイスタジオ「小さな音楽会」vol2.DUO 出演。

Maico Tomita

Maico Tomita

富田真以子

東京都出身。洗足学園音楽大学打楽器コース卒。第31回打楽器新人演奏会パーカッション部門第一位。どやどや楽団、東京楽竹団、galajapolymo、しましまのおんがくたいメンバー。洗足学園小学校オーケストラ打楽器アシスタント講師。 inc.percussion days 2019 Kunitachi inc.recital XII、サイスタジオ「小さな音楽会」vol.1 vol.3 NINE SOLO出演。

Shiho Nakano

Shiho Nakano

中野志保

静岡県出身。昭和音楽大学音楽学部卒、同大学大学院修士課程修了。フリーランス打楽器・マリンバ奏者として活動するほか、障がいをもつ人の音楽活動を支援する「ドレミの仲間」、中・高等学校の吹奏楽部講師、ソピック音楽教室講師。Marimba Duo Luz、micro⇄macro、アートチーム・エリア51メンバー。 inc.XXVIII. サイスタジオ「小さな音楽会」vol.3 NINE SOLO出演。

Masayuki Nino

Masayuki Nino

新野将之

埼玉県出身。国立音楽大学打楽器科を首席で卒業。イタリア国際打楽器コンクール、チェジュ国際管打楽器コンクール、日本国際打楽器コンクールにて最高位。地域創造おんかつアーティストとしてリサイタル・アウトリーチ公演を行う。ブラック・スワンプパーカッション、サンダーボルトパーカッション・エンドーサー。東京音楽学院講師。 inc.percussion days 2018 Sagamiko, 2019 Hiroshima & Kunitachi、inc.recital XVl 出演。

Ryohei Fujimoto

Ryohei Fujimoto

藤本亮平

千葉県柏市出身。武蔵野音楽大学打楽器科卒業、桐朋学園大学研究科マリンバ専攻修了。千葉県立東葛飾高等学校定時制非常勤講師。Cafe Line Music Rooms柏パーカッション・マリンバ科講師。アンサンブル「ハッチポッチクインテット」メンバー。アルバム「Marimba Forest」「Marimba Monday」をリリース。 inc.XXVII サイスタジオ「小さな音楽会」vol.3 NINE SOLO出演

Chihiro Furuya

Chihiro Furuya

古屋千尋

静岡県掛川市出身。12歳より打楽器を始める。桐朋学園大学音楽学部マリンバ専攻卒、同大学研究科修了。桐朋オーケストラ・アカデミー打楽器専攻修了。オーケストラや吹奏楽、打楽器アンサンブルのコンサート活動に加え、後進への指導を行っている。ジャンベによるアンサンブルグループ・Canticumメンバー。

Koichi Hosono

Koichi Hosono

細野幸一

群馬県太田市出身。洗足学園音楽大学を優秀賞を受賞し首席で卒業。同大学院修士課程修了。大学院グランプリ演奏会に於いて準グランプリ受賞。第32回日本打楽器協会主催打楽器新人演奏会へ出演。第27回日本クラシック音楽コンクール打楽器部門最高位。inc.サイスタジオ「小さな音楽会」vol.2 DUO出演。

Hanako Manabe

Hanako Manabe

眞鍋華子 

埼玉県出身。東邦音楽大学打楽器専攻卒、同大学院修士課程修了。Zeltsman Marimba Festival(米)へ参加。原田直之プロジェクト、さいたま市アーティストバンクSaCLaアーツ、マリンバ&打楽器デュオBitteメンバー。東邦音楽大学実技演奏研究員。こおろぎ社アーティスト。 inc.percussion days 2019 Kunitachi inc.recital XXI、サイスタジオ「小さな音楽会」vol.3 NINE SOLO出演。

Eriko Mikami

Eriko Mikami

三神絵里子 

神奈川県出身。桐朋学園大学音楽学部マリンバ専攻卒卒、同大学研究科修了。東京・神奈川を中心にソロ、アンサンブル、ワークショップ活動を行う。2016年よりハンドパン演奏を開始、幅広いジャンルで活動を拡げる。ユースクラシックメンバー。 inc.percussion days 2018 Sagamiko inc.recital XVII、サイスタジオ「小さな音楽会」vol.2 DUO、 vol.3 NINE SOLO出演。

Kana Yokouchi

Kana Yokouchi

横内 奏

長野県出身。桐朋学園大学音楽学部打楽器科マリンバ専攻卒、同大学研究科修了。2018年スイス・ローザンヌ高等音楽院へ留学。2020年同大学院修了。第13回日本クラシック音楽コンクールマリンバ部門第3位。第19回万里の長城杯国際音楽コンクール打楽器部門第2位。第52回、第67回、第69回全国選抜マリンバ大会へソリストとして出演。

Others who perform in the future

 

 

 

Junko Hara・原 順子

Aki Izumi・泉 亜紀

Asuka Yoshioka・吉岡明日香