芸術文化の投資効果について考える?

加藤種男・芸術文化ワークス初代理事長。

公益社団法人企業メセナ協議会 専務理事

アサヒビールのメセナ活動に長年携わり、2010年より企業メセナ協議会理事に就任。12年より現職。企業メセナを推進し積極的に文化政策を提言するほか、NPO の環境整備に取り組む。2010年まで「文化芸術創造都市・横浜」の旗振り役として財団専務理事を務め、現在はアーツカウンシル東京カウンシルボード議長、さいたまトリエンナーレ総合アドバイザーなど。2008年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

 

アーツカウンシル東京インタビュー

https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/library/column-interview/30836/

「アーティストと社会の関係、『表現の自由』とはいかなることか、芸術文化への投資の根拠は何か。すべては、社会の理解にある。社会が理解しない限り、芸術文化は成立しない。しかしながら、一般に考えられているように、解りやすくすることが社会の理解を生むことではないのだ。解りやすいエンターテイメントは市場に委ねておけばいい。市場になじまない未来を切り開く文化芸術こそが社会的投資を必要としている。」

「解りやすさではなく、参加、協働こそが、理解を得る最速の道である。向井山朋子のように、生命の根源を問うこと、あるいは自然と人間の関係、社会の根源を問うことこそが、芸術文化の役割であり、それがあって初めて、人々は、この功利的には無駄な事柄に共感する。しかも、その実現を協働することによって意味を深く理解し、投資をするのである。」

 

インタビュー記事より抜粋

芸術文化ワークス・事務局

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